売買契約書作成ソフトの説明
単純な売買契約書作成ソフトですが、他のソフト同様各種の便利機能付です。
ワード等利用の書式の中に、文字を挿入するタイプではありません。画面上で必要な事項等を入力又は選択して、ボタン操作で書式を印刷する方式です。
一枚一枚の契約書を作る方式ではなく、各契約事項をデータ保存し それを呼び出し自動編集して印刷する方式です。
*契約書の条文は、文字数の制限のみでユーザー側で変更できます。(契約当事者・物件表示・代金支払等の個別要因を頭書としてまとめてあります。それ以降の契約条文に関して、変更ができます。)
例えば、租税公課の精算について、当社の静岡県では4月1日起算の月割りが一般的ですが、1月1日起算・日割の慣習地域の場合簡単に条文が変更できます。
条文そのままでも、特約辞書に「第○条の記載にかかわらず、起算日を1月1日・負担区分を日割とする。」等の特約で処理をする事もできます。
更に、契約書データに連動して、次の書類がボタンクリックだけで作成できます。
①取引台帳
契約書連動ですから、当事者・物件・代金・支払・共同仲介業者・受取/支払報酬額等が自動計算されて印刷されます。(但し、媒介報酬額等は最高額を自動計算しますから、それ以外の場合は、入力が必要です。)
②手付金領収書
契約書に従って、買主名や手付金額・日付等が自動的に印刷されます。(コクヨ ウケ25N使用)
③中間金領収書
契約書に従って、買主名や手付金額・日付等が自動的に印刷されます。(コクヨ ウケ25N使用)
④残金領収書
契約書に従って、買主名や手付金額・日付等が自動的に印刷されます。(コクヨ ウケ25N使用)
⑤媒介報酬領収書
売主・買主名を自動選択して印刷できます。
⑥租税公課精算書(日割・月割・1月1日/4月1日起算自動計算 領収書付)
全て自動計算で作成できます。(5年前にこの機能のソフトを2,700円で、数多く採用して頂きました.現在は連動して、売買契約書作成ソフトに組み入れました。)
⑦面積増減実費精算書(自動計算)等の作成(保存機能付)が簡単にできます。
ザ・仲介(Ⅲ)の他のソフト説明をご覧下さい。売買契約書作成ソフトも、細部に渡り同様な便利機能があります。
売買契約書作成ソフトの説明は簡略して掲載させていただいております。
①ソフトを立ち上げ、最初の画面です。
②「開始」ボタンをクリックして表示された次の画面です。
③入力(売買契約種別選択)
④入力(日付の入力)
⑤入力(当事者 氏名の入力)
⑥入力(土地表示等入力)
⑦入力(入力補助機能)
各種補助機能があり、簡単に入力できます。
⑧保存済データからの入力データ検索用一覧表が表示された状態
サブメニューから、保存済物件を選択すれば 内容が画面表示されます。
⑨一覧表から 該当物件を選択し、保存項目を表示させた状態
売買契約の種類(土地売買・土地建物売買・区分所有建物売買)の内画面は土地売買
⑩土地が4筆以上の場合この別紙入力画面が開きます。
⑪ 売買代金 特約事項の画面
⑫特約辞書を開いている状態(特約辞書は各条文に対し、作成済、新規又は変更ができます。)
特約辞書は、各条項により分類保存されます。例えば、契約書の文言を特約変更する場合、例)本書第○条記載の○○に関し、それを△△とします。等 一般的によく利用するものを保存格納再利用できます。
この特約機能は、大変便利です。
⑤各種印刷操作画面(画面右側のボタンクリックで印刷)
A/売買契約手順書(契約時の手順をお知らせします。)
B/契約書は表紙を含め4P(表紙・表示・条文・署名押印)
C/中古住宅等の告知書・4筆以上の別紙明細
D/手付金・中間金・残金・媒介報酬等の絵領収書
E/取引台帳・租税公課領収書付精算書・面積増減実費精算書
印刷見本
売買契約時の手順チェック表
ほとんどの売主・買主は、一生の内 何度も不動産取引を行うわけではありません。
一項目ずつ確認をして頂く、チェック表です。
*印刷見本は、変更しておりませんが、犯罪収益移転防止法による 運転免許証等のコピーを頂く項目を追加しました。
尚、このような追加は、ユーザー側でできるようになっております。
媒介業者としても、このチェック表で、順を追ってご説明(契約締結)できるので、ミス防止にもなります。
また、最後に 売主・買主に確認印を頂く欄があります。押印を頂き更に、重要事項説明書に 売主・買主に受領印を頂けば説明を受けた受けないのトラブルは回避できます。
※ザ・仲介(Ⅲ)の重要事項説明書は、売主からも書面確認印を頂く書式になっています。(確かに、重要事項説明は、買主に対して行えばよい事になっていますが、敢えて 売主からも頂く書式です。)
ローン特約を付けて売買の媒介を行ったが、融資が受けられず無条件解約を適用しようとしたが、ローン特約の説明不足で売主が理解できず。その後の媒介契約を解除されてしまった等あり得ます。
これらは、重要事項説明書の買主のみに説明しかしなかった場合に発生しがちです。
土地売買用 表紙
土地売買用 表題部
頭書形式です。表中文字の変更はできませんが、このページ以降の条文変更は可能です。
土地筆数4筆以上の場合の別紙
土地・建物用 表紙
区分所有建物用 表紙
土地売買・土地建物売買・区分所有売買において、表示部や条文が異なるので、それに対応して印刷します。
区分所有建物表題部
取引台帳
租税公課月(日)割精算書
起算日1月1日 4月1日 日割 月割 の切替ができます。(旧自治省の回答では、4月1日起算が良いように思いますが??
面積増減による実費精算書
残金の減額・増額で文章内容が自動変化します。
各種領収書の作成
コクヨウケ25N用にフォーマットしてあります。
手付金
中間金①
中間金②
残金(契約書記載)
残金(左記精算書による 増減後金額)
媒介報酬①
媒介報酬②
媒介報酬③
媒介報酬④
媒介報酬を契約時1/2残金時1/2
両手を想定、契約時一部領収で残金時に残額がある場合但し書きに残額が記載されます。
その他領収
入力欄では、宛名部分をダブルクリックするごとに売主名・買主名・媒介業者と切り替ります。宛名の入力は不要です。
このソフトを利用すると売買契約書及び関連書類等が簡単に体裁よく作成できます。